【世界写真紀行】夫の絵画売る出稼ぎ女性~エストニア

写真
 バルチック海沿岸の小国エストニアは、長くソ連に支配されたため開発の手がほとんど入っていない。首都タリンは中世に迷い込んだような石畳が続く。

 女性はロシアから出稼ぎに来ていた。売っているのは夫が描いた絵画だという。カアちゃんが“営業”をしているのだ。夫は何と幸せなことか。裏返せばカアちゃんに苦労をかけていることになる。筆者は我が妻とだぶらせてしまい、一枚のエッチングを買ってしまった。

                
    (エストニアの首都タリンで。写真=筆者撮影)
バルト3国物語・エストニアの歴史

.