小沢氏緊急入院 かかりつけ私立大学病院のため病状は漏れず

小沢氏緊急入院の知らせを聞いた報道陣が病院前に張りついた。(7日午前0時過ぎ、日本医科大学付属病院。写真:筆者撮影)

小沢氏緊急入院の知らせを聞いた報道陣が病院前に張りついた。(7日午前0時過ぎ、日本医科大学付属病院。写真:筆者撮影)

 6日午後11時過ぎ、小沢一郎・元民主党代表が体の不調を訴え、日本医科大学付属病院に運び込まれた。

 入院患者によると「(小沢さんを乗せた)あの白い車がサーッと入ってきた。で、あっちの方へ運び込まれて行った」と「高度救命救急センター」を指差した。小沢氏は同センターの集中治療室にいるものと見られる。

 20年前にも心臓発作で日本医科大学付属病院に入院しており、以来かかりつけとなっていた。腰痛とのマスコミ記事があるが、腰痛で高度救命救急センターの集中治療室に入るだろうか。

 6日は午前10時から午後5時まで陸山会事件の初公判で、5時30分からは記者会見というハードスケジュールだった。

 7日午後、同病院の主治医が記者会見を行う予定だ。小沢氏の師である田中角栄さんが脳梗塞で倒れた時(1985年)、逓信病院に入院したため病状は郵政省(現総務省)ルートでマスコミに筒抜けとなった。

 日本医科大学付属病院の場合、逓信病院のように情報がダダ漏れになることはないだろう。小沢嫌いで鳴るS社、A社あたりは「再起不能」などと飛ばしそうだ。

小沢氏が治療を受けているとみられる「高度救命救急医療センター」。(写真:筆者撮影)

小沢氏が治療を受けているとみられる「高度救命救急医療センター」。(写真:筆者撮影)

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