原発事故後初めてとなる総選挙の投票が今朝から始まっている。東京都内の投票所では有権者の長い列ができた。昼時に投票に行った杉並区在住の知人は「初めて見る光景だ」と電話で知らせてきた。投票所に入るまで10分も待ったという。
筆者が住む中央区勝どきの投票所も同様だ。「こんなの初めて」と60代の女性は目を丸くしていた。いつもは投票箱にまっしぐらなのだが、今回はあまりに勝手が違う。
Twitter上では、東京、横浜、千葉4区(野田首相の選挙区)などで、「投票所に有権者の列」との情報が飛び交う。入場制限している投票所さえある。
投票率は上がって当然だ。しかしNHKの正午のニュースでは前回より下回っていると報道した。
投票率が上がれば組織票頼みの自・公に不利である。「国民には寝ていてほしい」と言った首相がいたほどだ。
投票率を低く報道するのは、「みんなが行かないのなら私も行かない」と有権者を鎮める狙いからか。記者クラブと談合ができる自公政権を望むマスコミに“世論操作”されないためにも、投票所に行こう。