●読者の皆様より支援して頂いた基金=330,210円(6月1日~6月26日/ただしペイパルのアカウントが24日から一時閉鎖されておりますので、24日以降の支援は含まれておりません)
●支出
交通費 11,000円
文房具代 4,000円
書籍(選挙資料)350円
撮影用機材 5,620円
――計 20,401円
●基金から支出を差し引くと=309,809円
●繰越金=309,809円
皆様のおかげで多額の繰越金となりました。心より御礼申しあげます。誠に有難うございました。
私、田中龍作はこの繰越金を有効に使わせて頂くためにガザ取材を計画しております。イスラエル政府発給のプレスカード取得のメドがつき次第、パレスチナに向かうつもりです。
前回ガザを取材したのはイスラエル侵攻直後の昨年2月でした。爆撃により公的施設も民家も破壊され、硝煙の匂いが街のそちこちに漂っていました。
爆撃や射殺を辛くも逃れた人々が食糧も医薬品も満足にない中、一日一日の生活をかろうじて繋いでいた光景が、昨日のように思い起こされます。
先月末、ガザへの支援物資を積んだ船が、地中海上でイスラエル軍の襲撃を受け平和活動家らが死傷する事件が起きました。国際社会からの非難を浴びたイスラエルが陸路の封鎖緩和をその後明らかにしています。
ガザの街が少しは復興したのか、人々の暮らしはどうなっているのか。この目と耳で見聞きしてくるつもりです。実態を現地から『田中龍作ジャーナル』にリポート致します。
航空運賃、宿泊費、通訳代(アラビア語→英語)などを考えると相当な赤字が出るものと予想されます。帰国後、再び読者の皆様の支援を仰がねばならなくなるかもしれません。その節は宜しく御願い致します。
帰国しだい、改めてご挨拶致します。熱暑の折、ご自愛下さいますよう御祈念致します。
平成22年6月28日
田中龍作