■読者の皆様から頂いた支援金
71万3,100 円(9月30日~10月31日)
●交通費
電車・バス代 (スカイライナー等含む)・・・1万7,130 円
タクシー代・・・ 4 万9,890 円
●地方取材経費(福島除き諏訪込み2名分)・・・計 10万3,062 円
福島・・・ 2万 5,860 円
広島・・・ 7 万7,202 円
●人件費(原稿料含む)・・・ 27万5,000 円
●通信費
携帯・・・ 34,559 円
NTT固定・・・8,384 円
Eモバイル・・・ 5,302 円
プロバイダ料・・・ 5,250 円
BBC視聴料・・・ 1,450 円
ニコ生・・・ 525 円
NHK視聴料・・・2550 円
●新聞代(東京朝夕刊、朝日朝夕刊、赤旗日刊と日曜版、ヘラトリ)
・・・1万6,375 円
●書籍代(週刊誌、単行本)・・・ 3,578 円
●交際費
打合せ費・・・12,207 円
●文房具代・・・4,618 円
●郵便代・・・ 3,900 円
●機材(カメラ本体・レンズ修理)・・・29,479 円
●靴・衣服費・・・5,980 円
●ブログメンテ技術料、WEB技術料・・・3万9,568 円
●リトアニア国民投票、チェルノブイリ取材は、関西の篤志家様のご支援で全額賄いました。
■10月の支出計
61万8,807 円
■10月(単)の収支
9万4,293 円
■9月末時点の繰越金
4万4,962 円
■今月末の繰り越し金
13万9,255 円
■別途、大型取材積立金 50万円
――――――――以上会計報告
原発建設の是非を問う国民投票を取材するためリトアニアに行ってきました。
リトアニアはロシアから痛めつけられてきた歴史を持つにもかかわらず、エネルギーの80%をロシアに依存しています。
ロシアから真の独立を目指すには「エネルギーの独立」が欠かせません。そこで出てきたのが、原発です。政府は「日立GE製」原発の建設計画を進めていました。
そこに福島の事故が起き、野党は国民投票を求めます。しかし街頭でインタビューした市民の大半は「ロシアからの独立のために原発は必要」と答えるのでした。
10月14日の投票日、私と諏訪は首都ビリニュスの投票所で出口調査をしたのですが、驚いたことに「反対票を投じた」と答える有権者が次から次へと出てくるのです。
マスコミは福島事故以前の日本と同じで原発推進一色です。原発の必要性を説くテレビ番組やコメントは多数あるものの、反対の立場からのものは、ほとんど見かけないということでした。
国民投票の結果は、ほぼダブルスコアで「原発建設反対」が賛成を上回りました。サイレント・マジョリティーの力強さにあらためて知らされました。田中龍作ジャーナルも地べたを這うような取材で、声なき声を拾い上げて行かなければなりません。
何のために誰のために取材・報道するのかをあらためて教えられた取材行でした。引き続き読者の皆さまのご支援を御願い申し上げるしだいです。
2012年10月31日
田中龍作