ACTA (Anti-Counterfeiting Trade Agreement=偽造品の取引防止に関する協定)の締結が先ほど衆院本会議で承認された。参院ですでに可決していることから政府はこれから締結に向けての手続きを進める。
ACTAは知的所有権の保護と称して、ウィキリークスのような公文書のスッパ抜き(公文のコピー)を取り締まることができる。政府にとって都合のよい条約だ。
コンピューター監視法とセットになった平成の治安維持法の登場である。ネットメディアへの規制強化に道が開かれた。
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