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再稼働抗議集会 鳩山元首相が参加「官邸は国民の声を聞かなくてはならない」

 首相官邸前、午後6時ちょうど。主催者(首都圏反原発連合)の合図で始まった「再稼働反対」のシュプレヒコールに迎えられるように鳩山由紀夫元首相が会場に到着した。日頃は原発のゲの字も言わないマスコミが殺到し現場は混乱した。 …
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かつて執務した官邸に向かって叫ぶ鳩山由紀夫元首相。=20日夕、永田町。写真:諏訪京撮影=
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東電・広瀬社長会見 すっとぼけた回答に終始

 原子力災害史上最大級の事故を引き起こしていながら恬として恥じない電力会社社長らしいコメントのオンパレードだった。東京電力の広瀬直己社長が19日、日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見した。  広瀬社長は冒頭の挨拶で「 …
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記者の質問に冷ややかな視線を投げる東電の広瀬社長(左)。隣は東電記者会見で「木で鼻をくくったような答え」に終始する松本本部長代理。通称ブースカ。=19日、日本外国特派員協会。写真:田中撮影=
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官邸前抗議 水曜は「反貧困の日」

 原発再稼働反対を訴えて数万人~20万人もの人々が結集する、毎週金曜夕の首相官邸前。政治に“もの言う”場所として定着した感がある。代々木公園、明治公園で叫ぶよりも政権中枢にダイレクトに届くのが、参加者の励みになるのだ。 …
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「金曜日の再稼働反対集会に影響された」と話す女性。後方は首相官邸。=18日夕、永田町。写真:田中撮影=
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大規模脱原発デモ―官邸前スタイルが勢い 「一市民として参加した」

 デモ・集会の写真の撮り方が変わろうとしている。労働組合や政治団体のノボリが林立し、参加者は教条的なスローガンを書いた横断幕を持って歩く―デモ・集会を撮影する際のお決まりのショットだった。  『さようなら原発10万人集会 …
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サウンドカーと音楽隊に先導された参加者たちは、カーニバルのようなノリで「原発反対」をアピールした。=16日、表参道。写真:諏訪撮影=
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政府のアリバイ工作破たん 電力会社社員が意見述べる国民聴取会 

   いかなるヤラセよりも原子力村の意図にかなった催しだった。2030年、全電力に占める原発の割合について国民の声を聞く政府主催の「意見聴取会」が15日、仙台市で開かれた。  そもそも「原発割合」の設定が胡散臭い。選択肢 …
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怒号が飛び交う傍聴席に静聴を懇願する細野環境相。=15日、仙台市。写真:田中龍作=
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官邸前インティファーダ パレスチナの民と化した再稼働反対の市民

 官邸前がパレスチナと化した。金曜日恒例の原発再稼働抗議集会で先週、先々週と車道に参加者が溢れ出たことを重く見た警察は、歩道と車道の間を鉄柵で区切ったのである。  所轄の麹町警察署警備課は電話取材に「群衆警備のため」と説 …
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鉄柵に囲い込まれた参加者たちは、一様に不快感と反感を示した。=13日夕、官邸前。写真:田中撮影=
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【官邸前抗議集会】 東京メトロ「最初から出口規制はしません」

 原発再稼働抗議集会で官邸前に人が集中しないようにするために警察は、「東京メトロ国会議事堂前駅」の官邸寄り出口をきょう午後3時から塞ぐ――テレビ局は昨夜のニュースで、新聞は朝刊で伝えた。  筆者が同駅の改札係に尋ねたとこ …
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警察がきょう午後3時から規制をかける官邸寄りの出口。=13日午前11時30分現在、永田町。写真:田中撮影=
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小沢新党  「増税撤回」「地域主権」「脱原発」を掲げ

   「俺たちはなあ、オザワがいなきゃあ生きてゆけないんだよ」。小沢一郎氏が民主党幹事長だった頃、ある老練フリーカメラマンが吐き捨てるように言った。良くも悪しくもオザワ、という意味だ。  11日、憲政記念館で開かれた「小 …
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突き上げた拳の先にあるのは、民主党、霞が関、記者クラブ…=11日、憲政記念館。写真:田中撮影=
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保安院 「原発・意見聴取会」傍聴者リストを警察に渡した可能性

 原子力安全・保安院が開く専門家への意見聴取会は、多くの一般傍聴者が会場の経産省に詰めかける。同時に反原発を唱える人=極左と捉えてきた警察も私服刑事を大量投入する。  公安は、顔写真はもちろんのこと、傍聴者の氏素性も押さ …
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1月に行われたストレステストの意見聴取会の際も、保安院は力づくで市民を別室傍聴させた。私服刑事が遠巻きに見つめた。=1月、意見聴取会・経産省。写真:田中撮影=
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野田首相が福島訪問 住民「再稼働は正気の沙汰ではない」

 これほど国民の生活と健康に無神経な宰相が、かつていただろうか。大飯原発を再稼働させた野田佳彦首相が7日、原発事故がまだ収束していない福島を訪問した。  福島県庁前で首相を待っていたのは、地元住民たちによる「帰れコール」 …
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地元の青年たちは、野田首相が到着する2時間以上も前から抗議の声をあげていた。=7日夕、福島県庁前。写真:田中撮影=
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