» 海外

「9・11テロ」から8年、混迷からの脱出を

米国はムジャヒディーンの地に迷い込み足を取られた(カブール郊外で。写真:筆者撮影)  冷戦崩壊後、世界で唯一つの超大国となった米国のそれも経済と政治の中枢が攻撃された「9・11テロ」から8年が経つ。  世界を震撼させた事 …
続きを読む»

《自爆テロ》 旧日本軍が世界に残した負の遺産

ハマス党員は「カ・ミ・カ・ゼ」と答えシニカルな笑みを浮かべた(ガザで、写真=筆者撮影)  靖国神社の遊就館に展示されているゼロ戦を見ると、驚きを通リ越して呆気に取られる。「こんなオモチャに毛の生えたような飛行機で米国の巨 …
続きを読む»

ガザ復興へ、イスラエルが建設資材の搬入認める

爆撃で破壊された小学校跡からは屑鉄が回収されていた(ガザで。写真=筆者撮影)  昨年末から3週間余り続いたイスラエル軍の侵攻で瓦礫野原と化したパレスチナ自治区ガザ。半年余り経ってようやく復興の兆しが見え始めた。イスラエル …
続きを読む»

【世界写真紀行】新居は穴だらけのビニールシート ~インドネシア・アチェ

05年5月、インドネシア・アチェで。写真=筆者撮影  04年末、スマトラ沖大津波に襲われたアチェ。翌05年8月の和平調印で終止符が打たれるまで30年間に渡って、分離独立を掲げる武装勢力「GAM(アチェ自由運動)」と政府軍 …
続きを読む»

ガザ侵攻のイスラエル兵「迷わず殺せと指揮官が言った」

 昨年末から22日間続いたイスラエル軍によるガザ侵攻で起きた戦争犯罪について、兵士自らが証言した。これまで国連の調査やジャーナリストの取材などにより明らかにされてきたが、攻撃当事者の証言で新たな事実が表に出た。 丸ごと破 …
続きを読む»

コソボ戦争で敵兵の臓器摘出、闇市場へ

 民族浄化の嵐が吹き荒れたコソボ戦争でアルバニア解放軍(KLA)の兵士が、セルビア兵捕虜の臓器を摘出し海外の闇市場で売りさばいた、との疑惑が浮上している。  国連の旧ユーゴ戦犯法廷で主任検事を務めたカルラ・デラ・ポンテ氏 …
続きを読む»

【世界写真紀行】夫の絵画売る出稼ぎ女性~エストニア

 バルチック海沿岸の小国エストニアは、長くソ連に支配されたため開発の手がほとんど入っていない。首都タリンは中世に迷い込んだような石畳が続く。  女性はロシアから出稼ぎに来ていた。売っているのは夫が描いた絵画だという。カア …
続きを読む»

アフガン駐留米軍、最大規模作戦の呆れた理由

 アフガン駐留米軍は2日早朝から、タリバーンが事実上支配する同国南部のヘルマンド州で過去最大規模の作戦を開始した。NATO軍機が空から支援するなか米海兵隊4,000とアフガン国軍650の兵力を投入した。  師団長のラリー …
続きを読む»

ガザで起きたイスラエル軍の戦争犯罪―国連公聴会開く

 昨年末から3週間に及んだイスラエルのガザ侵攻で起きた戦争犯罪について「国連人権理事会ガザ調査団」が29~30日、現地で公聴会を開いた。NHKがテレビニュースで報道していたが、映し出されていたパレスチナ人証言者に筆者はド …
続きを読む»

【世界写真紀行】爆弾でアゴを飛ばされた女性 ~スリランカ

LTTE女性ゲリラ兵士(05年、キリノッチ県で。写真=筆者撮影  スリランカの内戦がまだ続いていた頃、反政府武装勢力「タミル・タイガー(LTTE)」の完全支配地域であるキリノッチ県を訪れた。幹線道路沿いで女性ゲリラ兵士を …
続きを読む»