【第一報】「生活できない」福島農民が東電に請求書

損害賠償請求書を手渡しに東電を訪れた福島県の農民。大きなボトルには牛乳が入っている(26日、東京電力別館。写真:筆者撮影)

損害賠償請求書を手渡しに東電を訪れた福島県の農民。大きなボトルには牛乳が入っている(26日、東京電力別館。写真:筆者撮影)

 東電福島原発の爆発事故による放射の影響で、酪農、野菜やコメの栽培ができなくなった福島県の農家が26日、東京電力本店を訪れ「損害賠償請求書」を手渡した。
 
 対応した東京電力「福島原発・被災者支援対策本部」の橘田昌哉部長は「会社に持ち帰ってお答します」「原子力損害賠償制度に基づき…」を繰り返した。
 
 農民からは「社長を出せ」「内部留保を吐き出せ」などと怒号があがった。
 
 本店前では福島からバス3台を連ねて来た農民150人がホウレン草、キャベツ、乳牛を持ち込み抗議の声をあげた。
 
           (つづく)

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