【第一報】福島の校庭 20mSvの根拠不明確

謝罪会見にでも臨むような神妙な面持ちの厚労省担当者。(2日午後、参院会館。写真:筆者撮影)

謝罪会見にでも臨むような神妙な面持ちの厚労省担当者。(2日午後、参院会館。写真:筆者撮影)

 福島県の保育園、幼稚園、小中学校の校庭利用にあたって放射線量の上限を「年間20ミリシ-ベルト」と定めた文科省の方針をめぐる不安と動揺は大きくなる一方だ。

 子供を学校に通わせる福島の父母らが2日、文科省方針の撤回を求めて国会内で政府との交渉を持った(主催:グリーン・アクション/フクロウの会/美浜の会/国際環境NGO FoE Japan)。

 政府からは厚労省、文科省、原子力安全委員会事務局が出席した。文科省は「ずーっと20ミリシーベルトで良いと言う意味ではない」、原子力安全委員会事務局は「安全委員会のなかには20ミリシーベルトを許容した者は一人もいない」などと回答した。

 20ミリシーベルトに決定した理由を問われた高木文科相はじめ政府高官は「専門家の意見を聞いて」などと説明していたが、根拠は不明確でいい加減なものであることが明らかになった。

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田中龍作の取材は読者に支えられています。

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