【第一報】中部電力が市民に「浜岡運転再開」

日本プレスセンター内にある中部電力・東京支社。市民らが「廃炉の要望書」を同支社の加藤隆之総務課長に手渡した。(14日午後、東京・内幸町。 写真:筆者撮影)

日本プレスセンター内にある中部電力・東京支社。市民らが「廃炉の要望書」を同支社の加藤隆之総務課長に手渡した。(14日午後、東京・内幸町。 写真:筆者撮影)

 脱原発を求める市民ら230人が14日、中部電力・東京支社を訪れ「浜岡原発の廃炉」などを求める要望書を手渡した。

 応対した同支社の加藤隆之総務課長は「防潮堤が完成する2年後には運転を再開する。廃炉にするつもりはない」ときっぱり。

 「運転停止は防潮堤が完成するまでの措置」―中部電力が固執する路線だ。それを改めて市民に強調したのである。ここまで自信を持って言い切るには、政府のお墨付きを得ているのではないかとも勘繰りたくなる。

                        (つづく)

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