■読者の皆様から頂いた支援金
35万6,157円 (10月1日~10月28日)
●交通費、宿泊費
電車・バス代 12,000円(数字が丸いのはパスモ購入による)
タクシー代 19,630円
福島までの新幹線・往復 16,380円
福島ビジネスホテル3泊 24,900円
●人件費
・福島取材コーデネータ 3万円(3日分)
・取材助手費 19,060円 (3日分)
(1眼レフカメラ2台とリュックを担ぎながらのペン取材は、体力的に限界が来ました。寄る年波には勝てません)
●通信費
KDDI 5,302円
携帯 32,782円
NTT固定 5,956円
Eモバイル 5,301円
プロバイダ料 2,625円
BBC視聴料 1,450円
●新聞代(東京朝刊、日経朝刊、赤旗日刊と日曜版、ヘラトリ)15,195円
●書籍代(週刊誌、単行本)8,960円
●プリンターインキ代 6,380円
●ICレコーダー 9,770円
●ブログメンテ技術料 20,000円
■支出計 23万5,691円
■今月の収支
12万0,466円 (今月頂いた支援金-今月の支出)
■前月の繰越し金
4万0,114円
■今月の繰越し金
16万0,580円 (今月の収支+前月の繰越し金)
――以上、会計報告
27日から全国の女性たちが経産省前に集結し、座り込みを始めました。原発を停めるためです。座り込みは10日間続きますが、初日は平日にもかかわらず正午現在で500人もがエントリーしました。
大阪から駆け付けた女性が「マスコミがこれを報道するだろうか?もし報道しなかったら、電話して問い質さねば」と言えば、神奈川からの参加者は「原発報道で信じられるのはフリーだけよね」と話します。
記者クラブメディアへの不信は、かつてないほど高まっています。「NHKの受信料を払わないことにした」「新聞購読を止めた」というツイートをよく目にするようになりました。
旧メディアの盟主だった新聞、テレビの凋落は目を覆うものがあります。かといってフリー記者の発信ツールであるネットの信用は今ひとつです。玉石混淆ゆえですが、地方に行くほどネットの信用は低く、フリーランスは無名になるのだそうです。まだまだ地元紙とNHKが世論を主導しているのです。さも除染が進み、帰還も近いかのような報道ぶりには、被災地の人々も呆れています。
フリー記者のはしくれとして発信力のなさを痛感するしだいです。核心に迫った情報をビビッドに出していかねばなりません。これからも『田中龍作ジャーナル』への叱咤激励をお願いするしだいです。
2011年(平成23年)10月29日
田中龍作