■読者の皆様よりご支援頂いた基金
(5月29日~6月29日)
26万6,457円
●支出
・交通費
電車・バス代:8,000円
タクシー代:13,400円
・通信費
Eモバイル:5,301円
プロバイダ料:2,625円
BBC視聴料:1,450円
NHK視聴料:2,690円
新聞代(東京朝刊、日経朝刊とヘラトリ):10,590円
文房具・郵便代:605円
書籍代:20,090円(CD広辞苑~出張用~、原発関連本)
ブログメンテ費:10,000円
ロゴ等技術料:10,000円
NTT:5,590円
携帯電話:25,659円
KDDI:3,390円
衣服費:7,827円
・機材
カメラ・レンズ(愛機がエジプト取材で砂が入り撮影に不安だったため予備機を一台。また、迫力ある写真を撮影するため新たにワイドレンズを購入した):レンズと本体で219,600円
■支出計34万6,817円
●「イタリア反原発国民投票」取材費:
関西の篤志家から頂いた御寄附で賄う。
航空券・ホテル・コーディネイター、通訳料・現地交通費・打合せ費などを含む
●今月の収支
△8,0360円(赤字)
●前月の繰越し金
36万1,481円
●今月の繰越し金
28万1,121円
――以上、会計報告
「反原発国民投票」が実施されたイタリアに行ってきました。福島の事故後、世界で初めて「原発再開の是非」を問う国民投票が行われたのです。
日本のマスコミが真実を伝えるはずはない。東京電力の記者会見に出ていると新聞・テレビは原発推進派であることがよく分かります。イタリア国民が原発再開についてどのように考えているのか、読者諸氏には何としてでも真相をお報せしなければならない。そんな思いに突き動かされたのです。
案の上、日本の新聞・テレビは「電気料金が上がる」、「集団ヒステリー(自民党・石原伸晃幹事長)」などと報道しました。
ところがイタリアの市民にインタビューしてみるとそうではありませんでした。彼らは皆、口を開くと「節電」と唱えました。「この国の技術力で原発をコントロールできるはずがない」とクールでした。
チェルノブイリを凌駕する環境汚染を引き起こしながら、安全対策を軽視する東京電力。東電寄りの報道が目立つマスコミに代わって、田中龍作はこれからも読者の方々に真実をお伝えします。
2011年(平成23年)6月29日
田中龍作