Author Archives: tanakaryusaku

「菅首相は退陣せよ」市民デモ

 菅直人首相の退陣を求める声は街頭にまで広がった。市民400人が20日、都心でデモ行進したのである。主催は「権力とマスコミの横暴をただし人権を守る国民の会」。「検察審査会問題」を糾弾し「記者クラブの解体」を訴えている会だ …
続きを読む»

国民を裏切った菅政権への怒りは強い。右隣の男性は検察の裏金を告発したため逮捕・起訴された三井環元検事。(20日、明治公園。写真:筆者撮影)
, , , , ,

「エジプト市民革命」取材中に御支援下さった皆様へ

SH様、 AH様、TT様、KR様、SM様、MJ様、 MA様、MK様、 SM様、 KT様、OF様、 MT様、SK様、 NJ様、 O亮様、II様、 FT様、 NT様、 KS 様、SY様、TM様、TM様、 LA様、 DM様、T …
続きを読む»

ムバラク大統領が居座り続け先行きが見えない中だったが、市民たちはカーニバルのノリで戦いを楽しんだ。(8日、タハリール広場。写真:筆者撮影)。

東京選出議員も「菅政権はマニフェストを守れ」

 昨日16人の議員が会派を離党したような土石流とはならなかったが、菅執行部にジャブが浴びせられた。東京都選出の民主党国会議員9人が18日、菅内閣に「09年マニフェストに帰れ」と要請したのである。中山よしかつ(東京2区)、 …
続きを読む»

「マニフェスト回帰」の要請文を枝野官房長官に手渡した直後、記者会見する民主党東京都連有志。(18日午後、衆院会館。写真:筆者撮影)。
, , , , ,

今明かす「紛争地域取材術」~その2~

 【取材の成否はコーディネーターで決まる】  知らない地で取材するには案内役が必要だ。あそこに行けばこんな光景があり、その話はあの人に聞くと分かる。こうしたアレンジをしてくれるのが現地コーディネーターだ。  優秀なコーデ …
続きを読む»

タハリール広場の北側地区。ムバラク支持派の住民が多い。外国人ジャーナリストの多くはここでボコボコにされたり軍に突き出されたりした。(カイロ市内。写真:筆者撮影)。
, , , , , ,

小沢系16人が民主党会派離脱 土石流の衝撃

 小沢一郎元代表の処分に反対する議員16人が17日午前、岡田幹事長に民主党会派離脱届を、横路衆院議長に新会派結成届を提出した。  民主党会派の離脱を表明したのは渡辺浩一郎氏、豊田潤多郎氏ら衆院比例単独議員の有志。  菅内 …
続きを読む»

民主党会派離脱の記者会見をする比例単独議員有志。(17日午前、衆院議員会館。写真:筆者撮影)。
, , , , ,

今明かす「紛争地域取材術」 ~その1~

 筆者は生来悪運の強いタチなのだが、運だけでは紛争地域で降りかかる災厄を潜り抜けることはできない。戦争状態や革命の最中であったりして治安が機能していないからだ。警察そのものが市民や外国人に対して「悪さ」を働くのも紛争地域 …
続きを読む»

『反ムバラク派』の市民による検問。「ヤパン、ケンチャ(=日本人ジャーナリスト)」と言ってパスポートを提示し、チェックポイントを通過する毎日だった。(写真:筆者撮影)。
, , , , ,

【カイロ発】殉教者たちが支えた市民革命

 1月28日、蜂起後初の金曜礼拝の日だった。タハリール広場には「打倒ムバラク」を叫ぶ十数万人が集いアラーの神へ祈りを捧げていた。衣擦れの音が厳粛さを感じさせる。  広場は治安警察が取り囲んでいた。言論の自由を徹底的に封じ …
続きを読む»

治安警察に射殺された若者たちを慰霊するための献花台がしつらえられた。(タハリール広場。写真:筆者撮影)
, , , ,

【カイロ発】ネットで蜂起、市民革命勝利

 11日午後6時、スレイマン副大統領がムバラク大統領のステップダウンを正式に発表すると、タハリール広場は大きな爆発音のような歓喜が沸き起こった。半信半疑だった昨夜と違って人々の喜びの声は力強かった。  「市民が独裁体制を …
続きを読む»

ムバラク大統領が結局は辞任を否定した前夜と違い人々の喜びの声は力強かった。(11日夜、タハリール広場。写真:筆者撮影)
, , , , , , , ,

【カイロ発】反ムバラク派、国営放送に突入図る

 ムバラク大統領が引続きの最高権力者の座に留まることを表明したため「反ムバラク派」の怒りは収まらない。「続投表明」翌日の11日、反ムバラク派は「エジプト国営放送」に突入をはかった。  朝鮮中央放送がそうであるように独裁国 …
続きを読む»

反ムバラク派のデモ隊は国営放送の玄関前まで突進した。戦車が張り付き、2階バルコニーには兵士が銃を持って構えているのが見える。(11日、カイロ市内国営放送前。写真:筆者撮影)
, , , ,

【カイロ発】束の間の“ムバラク辞任” 大荒れ必至のデモ

 「ムバラク大統領が間もなくステップ・ダウンをアナウンスする」、CNNテレビが速報すると筆者はカメラをひっつかんでホテルを飛び出した。通りはタハリール広場に向かう人々の洪水だった。車のクラクションがけたたましい。  青年 …
続きを読む»

タハリール広場を包んだ歓喜は束の間のものだった。やがて怒りが天を突くようなブーイングが起きた。(10日夜。写真:筆者撮影)
, , , ,