Tag Archives: タハリール広場

タハリール広場化する官邸前の再稼働反対集会

   金曜恒例となった首相官邸前での「大飯原発・再稼働反対集会」が、国民運動の様相を見せ始めた。(主催:首都圏反原発連合)  参加者の人数は、回を追うごとに最多記録を更新しており、15日は1万1千人(主催者発表)と膨れ上 …
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野田首相や仙谷政調会長代行の“遺影”を手に「再稼働反対」を訴える参加者。=15日午後6時過ぎ、首相官邸前。写真:田中撮影=
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【カイロ蜂起・第2幕】 まだ浅きアラブの春 ~下~

 28日(現地時間)から、ムバラク政権崩壊後、初の議会選挙が始まった。1月末まで続く。エジプト国民にとって初めての自由選挙である。  投票所前には長蛇の列ができた。ほとんどの有権者は「(投票は)もちろん初めて」と答えた。 …
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候補者のポスターがカイロの街中いたる所に貼られている。国民の22%が貧困ライン以下(世界銀行調べ)で暮らすエジプト。政治に課せられた使命は重い。=写真:筆者撮影=
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【カイロ蜂起・第2幕】 まだ浅きアラブの春  ~上~

 軍は今回もしたたかだった。議会選挙の延期を求めて学生をはじめ若者たちがタハリール広場や政府庁舎前を占拠したが、盛り上がらないと見るや、予定通り選挙の実施に踏み切った。  30年間に及んだムバラク独裁を倒した前回(1~2 …
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投票を終えた母と娘。2人ともイスラム世俗主義政党に票を入れた、という。=29日(現地時間)、カイロ市内語学学校。写真:筆者撮影=
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【カイロ蜂起・第2幕】 軍事政権追認の議会選挙は予定通り実施へ

 ムバラク大統領を辞任に追い込んだ2月の市民革命後、初めての議会選挙が28日(現地時間)から始まる予定だ。「軍事政権を追認することになる」として延期を求める声が渦巻くなか、選挙は予定通り行われそうだ。  タハリール広場の …
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座り込みを続ける若者たちに悲壮感はなかった。女性は主婦兼学生。3人の子供がいる。=27日(現地時間)、政府庁舎前。写真:筆者撮影=
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【カイロ蜂起・第2幕】 金曜礼拝に1万人超 軍、警察は姿見せず

 25日、今回のタハリール広場占拠後、初めての金曜礼拝が行われた。前回(1月~2月)の市民革命の際、第1回目の金曜礼拝で数十人の若者が治安警察によって射殺されている。  権力者と取巻きだけが暴利を貪るのは「神の下の平等」 …
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アラーアクバル。人々はメッカの方角に向かって深々と頭を下げた。=25日(現地時間)、タハリール広場。写真:筆者撮影=
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【カイロ蜂起・第2幕】エジプト民主化 行く末決める軍の動向

 救急車がサイレンを鳴らしてけたたましく走り、負傷者が野戦病院に運び込まれる。広大なタハリール広場を埋め尽くす人の波も熱気も前回(今年1月~2月)の市民革命とほとんど同じだ。  違うのはスローガンだ。「ムバラク(大統領) …
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ムバラク大統領に代わってタンタウィ軍最高評議会議長が首吊り人形になった。=24日(現地時間)、タハリール広場。写真:筆者撮影=
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【ウォール街占拠 取材後記~上】 アラブの春風がNYに吹いた 

 今回の取材行ほど世界の狭さを感じたことはなかった。米金融資本の総本山「ワールド・トレード・センター」にアラブ人テロリストがジャンボジェット機で突っ込んだ「9・11」事件。    全米各地に広がる「Occupy(占拠)行 …
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ワールド・トレード・センター跡地は観光名所となり訪れる人が絶えない。アメリカ人にとって聖地巡礼となった感さえある。=グラウンドゼロ入口、ニューヨーク市。写真:筆者撮影=
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【カイロ発】中東で確信する「政・財・官・報 独裁ニッポン」

   7か月ぶりにタハリール広場に立った。「打倒ムバラク」を叫ぶ民衆の声が地鳴りのように響いたのがつい数日前のようだ。再現を警戒し広場には警察の機動隊が24時間体制で貼りつく。  インターネットが火を付けた「エジプト市民 …
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反政府軍兵士と共に独裁者からの解放を喜ぶトリポリ市民。(8月31日、緑の広場。写真:筆者撮影)
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今明かす「紛争地域取材術」~その2~

 【取材の成否はコーディネーターで決まる】  知らない地で取材するには案内役が必要だ。あそこに行けばこんな光景があり、その話はあの人に聞くと分かる。こうしたアレンジをしてくれるのが現地コーディネーターだ。  優秀なコーデ …
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タハリール広場の北側地区。ムバラク支持派の住民が多い。外国人ジャーナリストの多くはここでボコボコにされたり軍に突き出されたりした。(カイロ市内。写真:筆者撮影)。
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今明かす「紛争地域取材術」 ~その1~

 筆者は生来悪運の強いタチなのだが、運だけでは紛争地域で降りかかる災厄を潜り抜けることはできない。戦争状態や革命の最中であったりして治安が機能していないからだ。警察そのものが市民や外国人に対して「悪さ」を働くのも紛争地域 …
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『反ムバラク派』の市民による検問。「ヤパン、ケンチャ(=日本人ジャーナリスト)」と言ってパスポートを提示し、チェックポイントを通過する毎日だった。(写真:筆者撮影)。
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