官邸前エクスプレッション ~7・29 議事堂包囲編~

この日も警察の規制線が決壊した。冷静な行動を呼びかける主催者。60年安保で国会を包囲した男性は「あの時より怒りのボルテージが高い」。=7月29日午後7時50分。国会議事堂前。写真:諏訪撮影=

この日も警察の規制線が決壊した。冷静な行動を呼びかける主催者。60年安保で国会を包囲した男性は「あの時より怒りのボルテージが高い」。=7月29日午後7時50分。国会議事堂前。写真:諏訪撮影=

 金曜恒例となった原発再稼働反対集会には、毎回数万~10万人超の人々が、脱原発への思いを込めて、首相官邸前、国会議事堂前に足を運んで来ます。

 「怒り」「悲しみ」「呆れ」「憎しみ」…。永田町の一角に人間の感情が迸ります。田中と諏訪は膨大な数のカットを撮りますが、記事に掲載されるのは、わずか2枚です。

 そのまま埋もれさせてしまうにはあまりにも惜しい。組織によらず庶民ひとりひとりが集まり、時の政権に異を唱える。日本の歴史で初めての民衆革命の現場を能う限り写真でお伝えします。

NUDESとNUKESをかけた横断幕も登場した。持つのは素肌と見紛うコスチュームに身を包んだ美女たち。悲壮感も思想の押し付けもない「国会包囲集会」だった。=同日夕、国会議事堂前。写真:諏訪撮影=

NUDESとNUKESをかけた横断幕も登場した。持つのは素肌と見紛うコスチュームに身を包んだ美女たち。悲壮感も思想の押し付けもない「国会包囲集会」だった。=同日夕、国会議事堂前。写真:諏訪撮影=

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