官邸前エクスプレッション  7月13日~警察の鉄柵登場

子供連れが多いのも金曜集会の特徴だ。「我が子の将来のためにも原発はこの世から無くなってほしい」というのが親の切なる願いだろう。=永田町。写真:諏訪撮影=

子供連れが多いのも金曜集会の特徴だ。「我が子の将来のためにも原発はこの世から無くなってほしい」というのが親の切なる願いだろう。=永田町。写真:諏訪撮影=

 金曜恒例となった原発再稼働反対集会には、毎回数万~10万人超の人々が、脱原発への思いを込めて、首相官邸前、国会議事堂前に足を運んで来ます。

 「怒り」「悲しみ」「呆れ」「憎しみ」…。永田町の一角に人間の感情が迸ります。田中と諏訪は膨大な数のカットを撮りますが、記事に掲載されるのは、わずか2枚です。

 そのまま埋もれさせてしまうにはあまりにも惜しい。組織によらず庶民ひとりひとりが集まり、時の政権に異を唱える。日本の歴史で初めての民衆革命の現場を能う限り写真でお伝えします。

参加者を歩道から車道に出させないようにする警察の鉄柵がこの日から登場した。カラフルなパラソルと白い風船は、黒光りする無粋な鉄柵をからかっているように見えた。=写真:諏訪撮影= 

参加者を歩道から車道に出させないようにする警察の鉄柵がこの日から登場した。カラフルなパラソルと白い風船は、黒光りする無粋な鉄柵をからかっているように見えた。=写真:諏訪撮影= 

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