Author Archives: tanakaryusaku

【カブール発】アフガニスタン(3)首都の部族地帯はタリバーン支持

村人は筆者のためアラーの神にお祈りを捧げてくれた(パラチ・バグマン村。撮影:いずれも筆者) 【カブール発】 パキスタン、アフガニスタン国境にまたがるトライバルエリア(部族地帯)は、中央政府のコントロールが効かないことで有 …
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【カブール発】アフガニスタン 元聖戦士も“生活第一”

バグラム米軍基地正門(撮影:いずれも筆者) 【カブール発】 首都カブールからほぼ真北に向かって2時間半ほど車を走らせるとバグラム空港に着く。米軍の爆撃機や攻撃ヘリが轟音と共に頻繁に離着陸する。アフガニスタン戦争(2001 …
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【カブール発】アフガニスタン 首都も危うく

両替所を警護する警察官。ガードマンではない(カブール市内) 【カブール発】 治安の悪化が伝えられるアフガニスタンを5年ぶりに訪れた。米国が錦の御旗のごとく掲げる「テロとの戦い」の下で、人々の暮らしはどうなっているのかを取 …
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津波から2年、進まぬアチェの復興

 写真の上の方、向こう側を御覧頂きたい。荒れ野原が広がっているように見えるが、そうではない。家屋という家屋が津波によってなぎ倒された跡である。一軒一軒が粉々に破壊されていた。「原型を留めない」などという類の生やさしいもの …
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天然ガス価格の大幅値上げでグルジア脅すロシア

 今年もあと2ヵ月足らずになった。間もなく寒い冬を迎える。もしガス会社に「来年からガス料金を2倍強、引き上げます。ご納得頂けないようであれば、ガスを止めさせて頂きます」と通告されたら、あなたはどうするだろうか?  ロシア …
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グルジア舞台に「新たな東西冷戦」

アブハジアは地図上の左端。黒海沿岸  グルジアでロシアが糸を引いていると見られる「クーデター計画」が摘発されたことは、先日本欄でリポートした(9月15日掲載「グルジア親露派大物逮捕にチラつくCIAの影」)。元グルジア国家 …
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グルジア親露派大物逮捕にチラつくCIAの影

左:在トビリシ米国大使館(周囲は写真撮影が禁止されているため隠し撮り。写真:すべて筆者撮影) 右:2003年、シェワルナゼ政権が打倒されたバラ革命の舞台となった、グルジア国会議事堂。同政権時代のロシア国旗に代わって、今は …
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スリランカ 女性ゲリラ兵士に聞く(後編)

 事実上内戦に再突入したスリランカでは、政府軍と反政府武装勢力「LTTE:タミル・イーラム解放の虎、通称タミル・タイガー」との攻防が、日増しに激しさを増している。現地からの報道によると、戦略要衝を落とすなどした政府軍が、 …
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スリランカ 女性ゲリラ兵士に聞く(前編)

 スリランカの政府軍と反政府武装勢力が事実上の内戦状態に再突入したことは、本欄でこれまでにもお伝えしてきた。スリランカ国内紙はもとより海外紙の紙面にも“Full-Scale War”“Heavy Fighting”の見出 …
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アチェ亡命政府の帰還と日本のODA

 インドネシアのアチェ州と聞けば、たいがいの人はスマトラ沖大津波(04年末)を思い浮かべる。日常生活でお世話になっている都市ガスや電気の原料はアチェ州から運ばれてきている、ということを知っている人は少数派だろう。同州で産 …
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